1950-12-02 第9回国会 参議院 予算委員会 第5号
○政府委員(舟山正吉君) 原資において公団貸付金が殖えておりますのは、この夏頃から公団の経理を改善いたしまして、従来公団の経理は、公団が物を拂下げる場合の代金等は、これを公団が一度受取りまして、市中銀行に預けるというような措置をいたしておつたのでありますが、いろいろの弊害もありますので、これを全部預金部預金にする。それからその半面公団の支拂は預金部預金から拂い出すというふうに変えたのであります。
○政府委員(舟山正吉君) 原資において公団貸付金が殖えておりますのは、この夏頃から公団の経理を改善いたしまして、従来公団の経理は、公団が物を拂下げる場合の代金等は、これを公団が一度受取りまして、市中銀行に預けるというような措置をいたしておつたのでありますが、いろいろの弊害もありますので、これを全部預金部預金にする。それからその半面公団の支拂は預金部預金から拂い出すというふうに変えたのであります。
公団貸付金につきましても同様というようなことでございまして、特に預金部といたしまして、積極的に資金を引上げる要素はないのであります。
このうち公団貸付金が二百五十三億、公団の市中金融を切換えまして、預金部資金に使うということになりましたので、これが現在こういうことになつておりますが、これは将来公団が廃止せられますと、又なくなる金でございます。それから地方公共団体の短期貸付金、これは年度内の融通資金を地方公共団体に貸付けるのでございまして二百億。
特殊銀行等債券及び貸付金七十一億二千七百七十九万八千円、公団貸付金二百五億九千六百十五万円、二%。特殊会社等債券及び貸付金十二億三千五百四十七万六千円、〇・七%。金融機関に対する預金九十六億八千二百万円、五%。現金十二億一千八百八十九万六千円、〇・六%。合計千七百六十二億九千八百九万八千円、以上であります。
それから公団貸付金二百三十億、これは別の資料にも詳しく内容が書いてありますが、農林関係の食糧、食料品、油糧、肥料、飼料、この五公団に対する貸付金の十二月末の残でございます。これが一三%出ております。前年度末の分がそつくりそのまま増になつておりますが、これは本年度新たに始めた性質のものでありますからこういうふうになつております。